おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

行き来が止まない

つまずいた草むらはもう無い

傷ついただけなら治る

止まない雨の戯言より

今この呼吸を整えたいの

 

騙しだまし生きてきたから

幼ごころも処理できてないの

色んな思いが浮かびすぎて

どれを拾えばいいかわからないの

 

どちらにしても

あの草むらはもう無い

帰って癒すことも

蹴り飛ばして忘れることも

できないでしょ

 

階段の壁は傷つき

痛みを覚える子がいること

たとえば殴られなくたって

そういうこともあるのよ

 

生まれ着いたことを悔やむな

いつまでも子どもぶって嘆くな

でもね置いてきたものが多すぎて

このままじゃ進めないみたい

 

どちらにしても

家はいつか居なくなる

私が先だとしても

世界が終結を望んでも

致し方無いでしょ