おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

併せ持つ心

一度は到底許せなかったことが

だんだんと諦めにも似て

許せるようになることもあると思うの

強制じゃなくてね

そういう気分を併せて持ち合わせることも

いいんじゃない

格好悪くもない

 

どうしたって

過ぎる時に泣くのは

いつも心のやわらかな優しい子

 

足掻いたって

尽きる命を燃やすにも

心身が弱いことも儘あって

 

恨みつらみも一緒くた

纏めて掻き捨てていかなければ

身が重いわ

 

どうしたって

過ぎる時が怖いの

いつも追い詰められた様

 

清濁併せ吞むってね

簡単じゃないけれど

こういう時のために

出来た言葉なのかもね