一度は到底許せなかったことが
だんだんと諦めにも似て
許せるようになることもあると思うの
強制じゃなくてね
そういう気分を併せて持ち合わせることも
いいんじゃない
格好悪くもない
どうしたって
過ぎる時に泣くのは
いつも心のやわらかな優しい子
足掻いたって
尽きる命を燃やすにも
心身が弱いことも儘あって
恨みつらみも一緒くた
纏めて掻き捨てていかなければ
身が重いわ
どうしたって
過ぎる時が怖いの
いつも追い詰められた様
清濁併せ吞むってね
簡単じゃないけれど
こういう時のために
出来た言葉なのかもね