おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

真昼のワルツ

儘ならぬは誰の所為

いちど浮かんだ言葉を飲む

待ち合わせはいつも遅れ

待ちぼうけの昼に酔う

 

そうやって振り回すのも

愛だ何だって言ってもくれる

勝手なのに好き好んで

一緒にいる昼下がり

 

儘ならぬは他人と過去

よく言われる言葉を飲み

さぁ大好きな大通りへ

出れば人の波の中へ

 

手を繋ぐは憚られる

恋はいいと教わってない

首傾げて早歩きに

ついてゆけない昼の街

 

七転びも承知の上

起きあがる術知らず

待ち合せたらもう来世

茹だる日和 眩むだけ