おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

まだ来るたとえば異邦人

愛に飢えた子だって笑う?

貴方の当たり前では推し量れないでしょう

いつも勝手する神様

そして何より人

 

熱がなければそれで健康

だけど時たま熱持つときが

わずか幸せを感じるような

気のせいだけれど

呪い子はそうなのよ

 

大人になれない子だって詰る?

世間一般には当てはまらないでしょう

子として生きられなかったから

そのまま宙ぶらりんなだけで

 

悪気は何処にも無いのにな

なんなら怯えて探ってさ

余程のことがないかぎり

ひっくり返る気もない癖に

思わせぶりな地球のせいよ

 

愛に飢えた子だって笑う?

それでも生きてゆかなければと

齷齪はたらく頭も手も

そして置いてけぼり食らう心根

 

またね通りすがりが笑う

土台と栄養を持つ人は

少しばかり黙っていてくれないかしら

こちとらとっても忙しいの

 

愛に飢えたままでも生きる

子が大人になり

たとえば愛を知っても

それがそうだと気づけぬから

いつまでも飢えたままで生きる