おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

日々綴り

掻き毟る癖は治らなくて

名の付く病だと聞いた

そういうものがまだ他にも

溢れているんだろうな

 

太陽が昇るとともに起きて

沈むころに眠るがいい

昔ながらのことは概ね

科学に淘汰されても正しく残る

 

移りゆく中にいても

時代の呼び名が変わっても

例えばおなごであることを

否が応でも思わされたり

 

この緑の菜を何と呼ぶ

しわがれた布をどう繕う

心根は風来坊のままで

あぁ思えば衣食住という

人間の基本がなっていない

 

世の常識に当てはまれないような

それでいて何処にでもいるような

どうせ虚しいに行き着くのね