おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

正しい世界の言葉が私には

自分を傷つける言葉なら

幾らだって浮かぶわ

そもそもが予防線張って守るために

蓄えたはずなのに

 

いつのまに刃になった

どうすればフラットに戻れる

幸か、いや不幸か

気は冷え秋の兆しを見せる

 

あふれる詩歌に幾つでも

そのまま生きていいという

許しのような

気楽のような

自分とは違う世界を生きる

人達の言葉

 

一度も腕も肌も

傷つけたことはないけれど

その分見えず積もった

痛みがあるのね

 

解放された無重力

どこで待つの

会えるなら

多くはないけど全財産叩こうって

真剣に思える

 

見過ごした熱をまた

下がった後に感じるような

自分だけ内の世界を生きる

虚しいなんて

口が裂けても

 

あふれる詩歌に幾つでも

自分の思うように生きてと

蔑みたくて

羨ましくて

きっと正しい世界を生きる

人達の言葉