おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

夏の子

コーヒーが苦手って言って

格好いいことのような気になった

いつまでたっても垢抜けない

夏は体じゅう掻きむしってさ

 

愛だの何だの遠いなぁ

 

じゃあなんで目で追ってるのかって

意地悪なこと聞かないでカミサマ

あぁそうか自分で思ってるんだ

天はそんなにヒマしてないだろうし

 

いつまでたっても黒髪の

夏が来たってガキみたいにはしゃいじゃって

 

恋だの何だの言うのはなぁ

 

じゃあなんで笑ってほしいかって

恥ずかしいから言わないよカミサマ

あぁそうか別に聞かれてないな

天もいろいろ見てるんだろうし

 

愛だのなんだの言う前に

そっと冷たいチョコムース置いて

小動物のように寄ってくるもんだから

こっちも吹き出さずにいられないなぁ

 

説明してもぽかーんだろうから

言わずにおくけどいいかなぁ

 

いつまでも冷めない夏になりそうな

ちゃんと水飲んで遊ぶんよ

帽子かぶせにこっちも走る

なんだって水辺が似合うなぁ

 

つられて笑う

らしくなくても