おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

愛は無罪でいて

絡まった髪をいくら撫でても

見目麗しく生まれ変わることもない

 

あぁ少女は出自を悔やみ

致し方ない事で世が出来ているを知る

 

合わない靴を踏み潰しても

擦れた傷を手当てしてくれる者もない

 

こうなったら自分だけが頼みだけれど

いつ倒れてもおかしくないのにね

 

目覚めたように

歌のように

すべて投げ出して私を生きようと

空に向かって叫ぶなど

違う人間のやる事だわ

 

愛は罪ではないのだけれど

毒にも薬にもならないのよね