おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

間違ったまま死んでゆこう

許すということが

正しい人間になるということなら

私は間違ったまま生きて

死んでゆこう

 

暮れの商店街は

顔なじみの賑やかに

弾くように

弾かれるような

気分に浸っただけだった

 

あぁ幸せな温かな家に生まれ

ただ心ゆりかごに

そんな嘘みたいな話が

この世のどこかにあるらしい

 

今さら求めないから

せめてもう胸を病ませないで

 

操られるような幻覚を

神様に持ちたくはないからさ

私は救われぬまま生きて

死んでゆこう

 

踏切わずかな衝動と

まだ見ぬ暮れを遠く見て

閉ざすように

閉ざしてたまるか

希望を見たいと泣き喚く

 

あぁ憂いなき穏やかな心を持ち

たまには誰かの所為にして

そんな精神で生きるなら

どんなに楽かと嘆いても

 

たとえば家の玄関を開けて

ベッドに横たわって

誰も邪魔しない1人でも

何だか縛られているような

 

どこで間違った恨み事

綺麗に生きてはゆけぬから

 

許すということが

正しい人間になるということなら

私は間違ったまま生きて

死んでゆこう