おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

さながら週末の

ぐっと飲みこんだ昨日の

汚い台詞

今もやり場がなくて

週末の彼是に

溶けてゆく気配もないから

 

一生持ち続けるのだろうか

少しずつ薄まってゆくか

両方経験あるから

安心もするし

怖くもなるね

 

青い日は終わったとして

何者になれたでもない

モラトリアム気取るには遅すぎるし

何かしら悟り開いたわけでなもなし

 

日曜の街は雨

此方から出向いてやるもんか

 

言われなくたって

巣籠もるように生きているから

心配無用よ

その代わり

心の中は洗えないけど

 

容易く崩れ落ちる

泣き癖つかないまま大人になって

たまにね自分でも信じられないくらい

声を上げるわ

だって世は嘆くに足る

 

青い空見上げるのが

すっと美しいと言われてしまえば

そっぽ向く癖がついて

前髪切ってまた幼くなった

 

子をあやす場合じゃないわ

自分の機嫌に振り回されて

上手く処理できないままで

死んでゆくところまで見えた

 

ぐっと飲みこんだ彼是

連れてゆこうか

叩き割ろうか

綺麗に溶けてなくなることは

ないだろうな