おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

秋の香

あぁ私はなんて狭いところにいて

嘆き散らかしていただろう

迫りくる

浸みくる

秋を前に成す術なし

 

あぁ私はなんて小さい生き物

分かってたつもりで偉ぶって

気づいたら

そこにいる

秋を前に成す術なし

 

あぁ私もどうせ死ぬんだからって

横着してはいられないな

無力なら

尚のこと

秋を前に成す術なし