おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

2021-08-07から1日間の記事一覧

海の見える駅1

湾を隔てて 向こう岸 町も見えた 無人の駅舎 駆けのぼり降りる歩道橋 ひとつ新しいこと覚えた気になって 景色が景色が 風が好きでそこにいたの 誰にも誰にも 言えなかったのは 昂ぶりが泣きそうな心が 私だけかと思ったから 青の前にいる時は それが全て海だ…