おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

遠い日

水流れは清らかで大きくて

大好きなんだけどな

その大きな海が隔たる向こう

遠くて恨んで妬ましくって

 

今ならわかることが

 

遠かった

遠かった

あの日

 

今ならなんてないことが

苦しくって堪らなかった日

 

開ける通りに出ると安心するのは

海前に立つ勇ましさに似て

適当に綴る日記くらいには

ちゃんと選んでる心地よさ

 

今なら言えることが

 

堪えて

堪えた

あの日

 

今ならなんてない言葉

胸に突き刺さった遠い日