おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

真夏思いのはじめ

日の少しばかりでも照れば

思わずにいられよか

夏の真中

 

熱に浮かされ

好いた人を追う

目の眩んだ

海町の暮れ

 

息詰まると

日々言いながら

心丈夫

 

実際詰まると

ほんに苦しいものね

熱も上がる

夏の真中

 

其れが

はじまったのだと

今日

今思いました

 

あなたはもっと西の海町

早めに気づいていたかしら

便りのひとつも送りたいものね

 

まだ遠いものに

思い馳せる癖

夏の真中