おとのは ことのは

ふうかです。詞や曲を載せています。

煩う暇もないからね

冷え切った部屋から一歩出て

あぁ息吹はこのようなものだった

感慨に浸ってまもなく

またうだる暑さに負けて閉じ込もる

 

何もかも致し方なかった

あの頃と比べたなら

 

なんて自由な地に立って

思い込みも思い切りもこの手に

何にも教えてもらえなかった分

何の気兼ねもいらないわ

 

金出さないなら口も出すな

もっともな言い分で遠ざけてやった

いい気分

あとは己次第と

ある意味、退路は断ったもんね

 

季節移ろいに感じ入るはずが

すぐに現実の愚痴になるって

 

情けなくも身勝手な

日を送らせていただいております

勝手承知がなんだかね

格好良いとすら思える病気

 

波風しか無くていいのよ

短い人生だもの

蝉の声

風流を越え

けたたましいと窓閉める始末

 

何もかも致し方なかった

あの頃と比べたなら

 

なんて天国

そして恐怖

誰のせいでもないからね

 

冷え切った部屋はキンとして

これもまた夏ねと現代っ子

 

だって美しいものだけで

できてるわけではないからさ

なるたけ綺麗に纏めようとしても

愚痴の1つや2つや、無限にも

 

美しい世界はそういう人たちで

作ればいいんじゃない

 

なんて自由な地に立って

片手便り

もう忘れてしまったの?

雨か夜明けかわからない暗がりを

二重窓の内側からぼんやり見てると死にたくなる

 

あなたのことだけ伝わって

しとしと夏の終わりに居て

片手便りはつらいもの

死にたいんじゃない

消えたくなる

 

相も変わらず世の雑多に

飲まれています

 

もう忘れてしまったの?

構いもせずに伸びきった髪

かろうじて朝街に出ても

けだるさだけで消えたくなる

 

あなたのことだからわかって

あえて伝えも雨にする

片手便りの虚しさよ

消えたいんじゃない

気づいてほしい

 

相も変わらず浮世の音に

音を上げそうな

今日この頃です

 

相も変わらず世の雑多に

絡めとられています

なんてリズム!

あの子にわかるか

胸の詰まったこの世界の

生きてゆくにはあまりにも

雑多な思いが釘付ける

 

ねえ 夏の盛りに

日も当てられて焼き晴らした

去年買った白いワンピース

着ないまま暮れてゆく

 

あの子にわかるか

わかってもたまるもんか

生きてゆくのはあまりにも

季節移ろいが粋すぎる

 

ねえ暮れたあとの空に

願かけることもない身でしょう

昨日見てた悪い夢を

忘れるくらいはよろしくね

 

あの子の知らない

メロディーも蟠りも

持ってるからあいこにしよう

なんなら負けてないからね

 

私の知りうる

全ての移ろいに感じ入って

今日も詰まったこの胸を

抱えたまま歩きましょう

願いと思い至り

構ってられるかって

投げ出した部屋

また明日戻らなきゃ

わかってはもらえないわ

賢いからだって言い聞かせて

 

あぁ通ずる者だけで

話ができたらいいのにな

 

痛く、けれど切実な

願い浮かんでほぼ同時に

最後の節を思い出した

己酔いに落ちてはいけない

 

あぁ低俗な者たちは

果ててくれればいいのにな

 

汚く、けれど心根から

湧きあがってほぼ同時に

彼の生き方を思いだした

ここは夢の国ではない

 

清き果実に手を伸ばして

己酔いに落ちぬよう

あぁ下らないことに囲まれてなお

気高くある道を選ぶ

薄オレンジの空のこえ

電車のおと近くに感じた

夕寝覚めにも慣れた

日の長いと夏はいうけど

それでも暮れゆくものね

 

網戸の先に気配だけ

連れてくるのも得意でしょ

 

薄オレンジになるまでに

久しぶり立ち会っていたいな

そんなに暇じゃないけど

生き急ぐこともないでしょ

 

蝉けたたましく命さけび

干してたシャツはとっくに乾いていた

 

薄オレンジの都会空

嫌いじゃないからずっといるつもりよ

懐かしむほどの人生も

夢描くほどの日常もなく

 

ただオレンジのこの空を

纏った風をものせつなに

見させてくれてよかったわ

目覚めた甲斐もあるものね

空凪ぐ

空が凪ぐまで待っていて

気分、鎧もなく滑る

世に世に涙もいずるでしょ

 

あなたを落とした罪つくり

踏ん張ってとは言えないわ

夜に夜に喉も詰まるでしょ

 

こころも頭も複雑には作りすぎて

負わせてしまったことにつけ

何度でも謝りたい

 

空が凪ぐならいいところ

長けき者だけ見えるよう

色つけ風も通しておいたの

 

わかるものだけわかればいいと

投げやりにも見える呪文を

 

そのままあなたに捧げましょ

大丈夫 味方でいるわ

世に世に涙をのんだぶん

綺麗にみえるようにしておくわ

 

空が凪ぐまで待っていて

時の便りもなく暮れる

今日をのんで待っていて

テディベアおさんぽ

今よりもっとずっとちっちゃな背

小さなリュックに詰めこんだ

テディベア首だけ出して歩いた

 

ルンルンほがらにリズムも鳴るよ

迷子になっても平気でしょ

ずっと長い華やかアーケード

勇ましく歩いてった

 

どこに寄ったわけでもないのに

アーケード 端まで着いたときには

くまさんいなくなってたよ

 

おかしいな

ちゃんと連れてきたのに

いっしょに歩いてきたのにな

弾んでた足 弾みすぎて

どこかで落っこちちゃったかな

 

そんな言葉もしらないから

泣くよなことも思わないから

ただ

テディベアどこかで消えちゃった