幻を見た

幻を知った

幻と出会った

どうしようもない奇跡の中で僕らは出会った

 

幻を見た

幻を知った

幻と出会った

どうしようもない奇跡の中で僕らは出会った

 

幻を見た

幻が好きだ

幻を見た

幻が嫌いだ

 

幻を見る自分が嫌い

幻を見る自分なら信じられる

 

私が生まれ生き死ぬることは

どうやら幻みたいだ

私が生まれ生き死ぬることは

どうやら幻みたいだ

 

幻を見た

幻を知った

幻と出会った

どうしようもない奇跡の中で僕らは出会った

 

幻を見た

幻を知った

幻と出会った

どうしようもない奇跡が

「せめて」とくれた出会いだ

 

どうしようもない奇跡の中でこそあった

出会いだ

 

幻を見た

幻を知った

幻と出会った

どうしようもない奇跡の中で僕らは出会った

 

私が生まれ生き死ぬることは

どうやら幻みたいだ

私が生まれ生き死ぬることは

どうやら幻みたいだ

夏を呼ぶ日

夏の日を憶えている

それは懐古ではなく

熱い体を憶えている

 

逃れられない運命のような

ただの思い込みのような

 

ふと、目を覚ますと

分からなくなるのは

死ぬまでずっと

生きてもずっと

だけど、

もっと深いところで

やけにぼやけたところで

 

記憶、追い詰め、問い詰め

夏を呼ぶ

 

夏の日を憶えている

決して悔やむではなく

痛い傷を憶えている

 

幼子の大袈裟のような

一生引き摺るような

 

ほら、産まれ堕ちることからし

選べないでしょう

溶かせないでしょう

だから

きっと救い上げる

ずっと見守っている

 

文月、巡らす、辿り着く

夏を与える

 

誰も憶えていない

不確かさに目を剥くほどだ

縋りつくだけなら、太陽

容易く許すのだろう

 

記憶、追い詰め、問い詰め

夏を呼ぶ

 

また確かに巡り来た日

朝の移ら

捻たことなら幾らでもいえるのに

肝心な優しさは1ミリも出てこない

 

例えば狭い部屋で

広い宇宙で

彼女が痛んでいるのを気づいていて

救うなんて以ての外

もっと傷つけくらいに思っている

 

私の心を救った彼も

必ず周りに人がいて

その中で歌うものが綺麗事に見える

あぁ歪んでいる

わかっていても

 

自分が可哀そうな生き物

それゆえの

それしきで嘆くなと苛立ち

輪をかけて可哀そうな生き物に

なってゆく

いずれ腐って消えるかもしれない

それでも大して痛手は無い

 

朝日は嫌に入り込む

今日は雨だと聞いていたから

内心楽しみにしていたのに

 

不幸せなら皆で浴びて

そもそも雨を不幸と思うことがいけないね

どうりで幸せになれないわけだ

 

優しいのが一番いいことくらいわかってるよ

だけど優しい人だらけなら

この世はとっくに潰れてる

汚い思考も才だと唱えなければ

やってらんないよ

 

こうやって鬱々と

捻たことなら幾らでも出てくるのに

肝心な優しさは1ミリも発動しない

いのち

いつかは消えゆく命を燃やせど火煙は立たぬ

それ故 証を求むは命の性とも言えよう

 

神は今 何処におわすや 天と決むは人の心

 

悲しみ暮れゆく命は十字に祈りを捧ぐや

 

この世 生きゆくもの全て 人の手中か

驕りはいつしか悲しみへ降り注ぐ

 

いつかは消えゆく命を燃やせど火煙は立たぬ

それ故 証を求むは命の性とも言えよう

 

愛は今 何処へ行ったか 無しと決むはまだ早い

 

燃やした命に証はそのまま付きゆく

 

求めずや 生きゆけや 命のまま

求めずや 死にゆけや 命のまま

 

いつかは果てゆく体よ 燃やせど燃えぬや心は

それ故 煩うこと勿れ 命の性のまま受けて

 

いつかは消えゆく命を燃やせど火煙は立たぬ

それ故 証を求むは命の性とも言えよう

 

いつかは果てゆく体よ 燃やせど燃えぬや心は

それ故 煩うこと勿れ 命の性のまま受けて

夜舞(やまい)

貴方に届かない

自分すら分からない

やめとけば良かった

やめとけば良かった

 

貴方のその声に

耳を傾けるの

聞こえない声を

聞こえない声を

 

独りきり地平で項垂れているけど

届くかも分からず吐き出すけど

 

貴方が居るんだと皆が信じる空に

ただ雲が流れるだけかもしれない

 

斯くなる上は

 

私は独りの地平を生きるわ

大丈夫 遠くても仲間達がいる

 

孤独の背筋に走るは哀しく

だけど確かに同じ震え

 

何度と夢を見て

夜毎に空を見て

分からなくなった

分からなくなった

 

貴方は四肢さえも持つ生き物なのか

私は知らない

私は知らない

 

何で?どうして?

世間の問いを超えた私の

答えを誰が知るの?

貴方じゃなきゃ…

 

いつも通りの道を歩けた時なぜか

不安に襲われるの私だけなの…?

 

斯くなる上は

 

汚された星で私は生きるわ

大丈夫 伝え合う仲間達がいる

 

震えるこの背が選ばれた証なら

問いさえなくても答えを…

 

貴方は何処にいる?

貴方は笑ってる?

伝え続けるよ

伝え続けるよ

teen~green&blue~

響いたチャイムを背にして 長い階段を降りてく

やけに騒ついた風も 僕の心には勝てない

 

今は与えられた日常

1時間に1本来るか来ないかのバスを待ってる

息苦しいなんて言えるはずないでしょ

こんな町じゃ

 

鞄に隠したラジオは 雑音混じりのラブソングばかり

 

たぶんね 賢く生きれたらこの胸今よりずっと楽になるってもう知ってる

言い聞かせながら やっと顔上げたのに

目の前は

 

荒むことなど許されないような 緑と青

希望を翳して僕を追い立てる 緑と青

 

制服の裾は解れ はしゃいだ季節の名残り

切りすぎた髪も伸びて 大人になったかは分からない

 

いつか手を繋いだ道を1人で歩いてゆくの

カッコよくて虚しいね

切り捨てた感情も無くなるわけじゃないって教えてる

 

時は流れど そこに居続ける 緑と青

強い西陽を受けて輝ける 緑と青

 

やっとクラクションが聞こえた

帰りたくもない家に連れてってくれるんでしょ

揺れる景色の中 見てた窓の外は

 

何度触った

何度払った

空の青 木々の緑

 

僕の嘆きなど平気で受けとめる 緑と青

強い西陽を受けて輝ける 緑と青

 

荒むことなど許されないような 緑と青

希望を翳して僕を追い立てる 緑と青

絶縁

悪い夢を見たのね

とらわれているのね

朝の光も攻め入るわ

 

この身に血は流れ

幾年重ねぬ

堕ちた感覚は帰らぬまま

 

―悪い夢を見たのね

―とらわれているのね

―拐かされているのね

 

閉じた心は戻らぬまま

 

人の縁は尊いものだと

綺麗な呪文に追い詰められても

大切なのは

あなたがあなたを生きてゆくことだから

 

苦しみの縁など

切ってしまいなさい

 

いつかは悔やむと

蔑ろにするなと

世界のmodel(こえ)が責め来るわ

 

湧き上がる闇を

鳴り止まない震えを

彼も彼女も知らないから

 

どうせ愚かな者だと言われる

分かっていれば怖くはないでしょ

理解(あたたかさ)よりもこれから求めて

生きてゆくため

 

あなたを苦しめるだけの縁など

切ってしまいなさい

 

―魂が痛いと泣いているのね

―迷いの中にいるのね

 優しいあなたの代わりに私が言うわ

 

繋ぐ縁も未来にあるのよ

断ち切った分 築いてゆくのよ

 

あなたは

これから、これから、これから

生きてゆくのよ

あなたを

 

苦しみの縁など切って

未来手繰るように

生きてゆきなさい