おとのは ことのは

ふうかです。詞や曲を載せています。

ただ病むためだけの今日

恐ろし電話の鳴らないように

息を潜めているつもり

願えど逸らせど

鳴る時は鳴る

 

なるようにはならぬのに

 

ずるい神様

詰って捨てて

また忘れたころ不意に

願って祈って縋っても

いいだろうか

ずるい私

 

備えた時は決まって

何も起こらないようにできていて

寝転び悶えて

世を嘆く

 

身体だけが病むために

 

生きて神様

救って耐えて

いつか届く気がするのは

思いあがりで縋って落ちて

病んでゆくだけのために

 

今日1日を生きたのか

情け容赦もない暮れに

願って祈って縋っても

思いどおりが遠いなら

思わぬのが吉とする

晴れでも雨でも

ねがいは

晴れでも雨でも

たくすのよ

 

すっと冷えた7月の

遣り様の分からない暮れ

いいのよ歩いてきた道に

何を残してきたかなんて

 

ドアを開ける時に少し

苦しかったり

弾んでたり

君の景色はそれだけで眩しい

 

ねがいは

晴れでも雨でも

叶うのよ

知らないでしょ

恋をすることもこの世にあるんだって

 

ねがいは

晴れでも雨でも

たくすのよ

風の通る場所

居心地に揺らされず

叶うものよ

 

信じても大丈夫

 

空を見上げる時に少し

思い出す歌

嫌な記憶も

君の瞳はどこまでも眩しい

 

ねがいは

晴れでも雨でも

叶うのよ

濡れたならそのままでも

風邪ひかないようにはしてね

 

ねがいは

晴れでも雨でも

たくすのよ

意地っ張りで

澄みやかが嫌いになる気持ちも

分かるから

 

嫌に落ちたりもするんだって

恋が待つこともあるんだって

 

信じて大丈夫

晴れでも雨でも

fight

ふらつくようにできている

そう考えればまだ保てる

予防線は張るだけ張って

どうか倒れずにいかなきゃ

 

一旦休んだほうが

結果早くたどり着ける

それをまた合理的に

言い聞かせる

気持ちとは別のところで

 

簡単に電車に追い越され

置いてかれる夢を見るよ

要領よくはなったかな

心の扱いは知れないけれど

 

夏の日は気分よく

騒ぎたいもの

人の中

酔うことも許されたいもの

 

なかなかそうはいかないな

日常なんて一番手ごわい敵じゃない

泣くだけ泣くって

綺麗な台詞言われたくないな

 

簡単に星空掻き消され

闇さえ見えない土地にいるよ

諦めなら慣れたかな

それがいいかは別問題だけど

 

暗いことしか言えない女は

御免だって吐いた男がいたっけな

こっちから願い下げだって

今なら勇めるのにな

 

ふらつく今日も閉じる頃

ヤな夢なんて見たくもなくて

そういう時に

思いどおりは

どうしてこんなに遠いのか

 

教会の隅

祈りなんてさ

感受までは請け負えないと

知ったじゃない

だからもう

弱っても弱っても

 

自分殴るように

奮い立てるわ

なんにもならなくったって

どうか倒れずにいかなきゃ

弱き身暮れるなら

煤けてしまった体、こころも

弱さに胡坐掻いたことも

夏の気に溶ける

雨に流る

唱えたところで神亡き地

 

運命が嫌いというのなら

しんどくても自分で作ってゆくしかないし

浪漫を見たいというのなら

納得いかなくても身を任せるほか

 

あぁ暮れた

いつの間に暮れた

日がな一日のことならまだしも

ほら暮れた

人生にまで

そんなこと言いたくないでしょ

 

御託並べられて腹立つなら

幸せになりなよ

 

耳触りの良いことばかりを

記憶しておける体でないから

嫌に残る

嫌でもないか

徒然なるままにも書いていた

 

あぁ死ぬのなら

どうせ儚むなら

何か成しえたいと思う人情

辛いと思うなら

それこそ生きているということ

 

あぁ暮れた

ほらすぐに暮れた

あれこれと枝葉をまさぐるうちに

また暮れた

本質を置き去りに

死にたくはないでしょう

 

歌にして面白がるなら

刹那で済んでも

何も残らぬ虚しさが

襲ってくるだけの際を見る

 

あぁ暮れた

いつの間に暮れた

弱りゆくことを生まれながらに知って

暮れた

弱き身には

人より強い悔しさもあり

 

煤けてしまった体、こころも

暮れるまで暇潰すには重い荷物

さぁ暮れな

それが口惜しいなら

幸せになりなよ

そぞろの生きよう

なんら解決する気配のない

しみったれた哲学

重い足取りで

暮れも暮れ

夜を携えた

商店街

古びた中かえりゆく

 

頭がガンガン痛むけど

この世の病気じゃないからなぁ

 

雨降り明けたら

土の匂いのする

そんな鮮やかさばかり求めて

薄くれないの空に

どうして反発したの

 

帰りついたドアの重い

覆い被さる哲学

靴脱ぎ散らかして

依りもたれ

夜は枯れ来た

ひと部屋に

じっとしてられず雪崩れる

 

普通に歩いてるように見えて

倒れこむ寸前だからいつも

 

明くる日の虹は

綺麗に輝く

そんな詩的なことは遠くて

じんわり宵闇の中で

憂いを煮詰めて食べるだけよ

 

空など見ずに

手違いの

いのち身体を燃やすだけよ

またも眠り子

眠りに落ちてゆくという感覚もないまま

いつの間にか昼も夜もなく

どこの姫でもないくせに

覚ます魔法も持たぬのに

 

夢を見たら見たで昏く

見えぬ水に追われるような

自分だけ追い詰められるような

 

よく眠る子だったもの

気にすることもないはずよ

手は痺れて体に力入らなくても

死ぬわけじゃないから

 

眠れない苦しみなら

世に幾らでも語られているのに

 

さすれば起きているという感覚もないまま

考え始めたら尚のこと

どこの姫でもない身です

ただ浮き世 long sleeper

 

目覚めたら覚めたで昏く

夜の不安を知らぬ分

ツケ返すように襲われるのよ

 

よく眠る子いつの間にやら

大人になって尚つづく

現代ならそれらしい名前もつくだろうけど

分かりっこないんだから

 

眠り落ちる苦しみなど

世に幾らもないでしょう

 

こんな話をしていたら尚更

胡蝶の夢どころじゃないわ

 

よく眠る子だったのは

何やら意味があったもの?

布団深く被って逃げた

夜じゃなくて浮き世から

 

今もつづく long sleeper

生きることそのものが

虚ろになる

問題ないわけじゃなくてね

問題あることに慣れすぎただけ

 

また気が優れぬと云いながら

落ちては覚め

人と違う時間に不安を持つのよ

やわらかな半夏生

めぐって半夏生

泣かないつもりが

思うようにはいかぬ14の頃

 

小さな舟に乗って隣の島へ

海は厭に澄く

通りすがりの人生にしては

長いと感じたの

 

大人になれば

手を振り去れば

なんてことない小さな箱で

怯え身を小さくして泣いてたの

 

めぐりめぐって

ちゃんとまた来たわ

大丈夫よ

やわらかな半夏生

 

流れて半夏水

忘れたつもりが

痛みもそのまま憶える今

 

いつの間にか緑なき街へ

海も風も遠くても

比べればまだいいんだと

求めるより逃げる一生

 

感度落とせば

暦も心も

あってないようなものだって

それが言えないのよね

 

流れ流れて

否、流されても

大丈夫よ

出会える半夏水

 

遠くに見えるあの子はきっと

泣いていた日の

十何年前の

 

澄む水も木も

憎らしくても

澄むさまを受け止めるのね

儘ならぬ中で生き延びて

 

めぐりめぐって

ほら出会えたでしょ

大丈夫よ

やわらかな半夏生

覚悟を決めた日

違和感の始まりはいつだったか

やたら風に気にやられる心持ち

それがいいとは言わないわ

苦しさでもあるからね

 

気づかずに

気づかずに

 

原始残した田舎町

怯え続ける家という名の箱

感受の強まる年頃に

いつも倒れかけているような弱い身体

 

生まれてすみませんを地で行くような

 

気づかずに

気づかずに

降り積もった感情と

元来の使命であったなら

これから表出するほかないわ

覚悟も決めるというものです

 

日付から台詞から

空気から何から

憶えるさが

 

知らぬ間に

知らぬ間に

 

十何年前の朝だって

何十回も頬を打たれて

理不尽を晴らすなど

誰も教えてくれなかった

 

生まれてすみませんは引き続いて

 

知らぬ間に

知らぬ間に

流れ込んだ音楽と言葉の国

彼の指名であったなら

助けてくれと同義なら

叫んだっていいでしょう

もう

 

未来など

過去などと

言う間もないほど命短し

思い込みでも使命であったなら

生きて表出するほかないわ

覚悟も決めるというものです

街の雨よ風よと云って

梅雨のある国に生まれまして

野分も身近にあったもの

何を今さら狼狽えて

よすがを探すようになる

 

降り込む雨が憎けりゃ

天まで憎いなんて

馬鹿げた話はない

 

どうせ死ぬよと云いながら

生き長らえた世は

意外にながく

鉄砲雨の来るときは

此方の心も武器のごと

構えておくほか無いからね

 

トントンカントン打ちつけて

寂びれ長屋を守ろうと

怒鳴り宥め慌て愚痴って

戯けた日のもう遠いこと

 

頑丈な街の一部屋は

揺れるとそれはそれで恐いもの

天も知らぬところ

 

電車にトラックに飛行機も

賑やかなることこの上無しや

紛れて遠くなる天よ気よ

忘れてしまうも無理ないね

 

それが正しさや人の在る

本来の姿とは云わないが

今更格好つけるのもなんだから

 

あぁ醜気に塗れた田舎町

雨よ風よが近かったのね

隣に中にあったのね

 

時は移り気も変わりまして

嫌に晒されない心地よい街

降り込む雨が憎くても

天を憎んじゃいけないね

明け床

愛されていないことに気づくには十分の

煙草の煙り残していった

咽かえして涙目

切り刻むものも見当たらないし

 

幸せそうな人のいる

街に出るなんて御免だわ

項垂れそうな1日を

窓開け風通すのでも精一杯

 

甘い言葉をくれたって

半日経てば蛻の殻

台詞だって知ってるんだから

嫌に反芻してあげる

 

愛されていないことも気づかないふりで

思いきり上り詰めてやった

思い返して暗がり

昭和の歌じゃあるまいし

 

赤いドレス

裾なびかせて

颯爽と歩くには

いろんなものが足りない今日此の頃

 

甘い笑顔にやられたなんて

思いたくないし

何番目だっていいけど

どうせこの世に1人じゃないのなら

 

今頃異国の地に降りて

好き勝手流離っているのかしら

パスポートも持たないから

ついていくどころの沙汰じゃない

 

甘い言葉をくれたって

半日経てば蛻の殻

台詞だって知ってるんだから

嫌に反芻してあげるわもう

 

大事な指先に

傷ともつかない跡を残して

その目にやられただなんて

思いたくないし

仕様がないから

嫌に反芻してあげる