おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

星しるべ

広々と

大地のふりをしているから

騙されるところだったじゃない

 

私が馬鹿で済むのなら

悔しく呑んでもいいけれど

どうしてもどうしても

帰らなきゃいけないから

 

現在位置は重要で

気の確かも

持たないと

 

傷ついても

惨めでも

いのちひとつ

保たないと

 

燦燦と

星空のふりしているから

目星にさだめた

 

貴方からの

伝言だと思ってきいていた

風はただの風

歌はただの歌

 

どうしたって

居た堪れない

格好つかなくても

帰らなきゃいけないから