おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

空を見ているうちに

空を見ているうちに

引きこまるような気が

思いすぎているうちに

生きていることさえも

疑う気が起きるのを

せき止めるための風

なだらかであれと願う

人の声かすむだけ

空を見ているつもり

引きこまる魂が

元ここにいたという

証などないのだろう

空を見ているうちに

連れゆかる人もあり

それ悲しみと取りたてて

言うまでもないのだろう