おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

穏やかな午後

軽い欠伸の

手を添えて

あなたの隣にいる午後は

 

凭れかかってもいいのだと

安心して眠れる

 

この世界が

美しくないことに

変わりはないけれど

 

あなたの肩に添う部屋は

穏やかに思っても

間違いではない気がする

 

人の暮しからはずれたところに

随分いた気がするのだけれど

 

あなたの隣にいる時だけは

私を生きていていい気がする