おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

夜汽車

あなたの肩に

いつの間にか

眠り落ちてしまった

 

夜汽車まだ

途上に在りて

後ろ髪は引かれず

 

いいのよ

逃げた先が

幸福ではないことくらい

 

分かって

添ったのだもの

 

あなたの肩は

居心地がよくて

ほんの少し

 

まだ少しばかり

寄りかかっていたいと

思ってしまった