おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

かなえてよberry

甘い果実が好きになる

そんな頃合いがあるじゃない?

うまく重なりあったなら

恋仲気分も夢じゃない

 

けんけんぱの帰り道で

声が聞こえたら振り返る

素直に呼んでも澄ませても

みたくなる君

 

道端には赤い実が

名前おぼろげなる意味が

幼いまんまでいたいじゃない

明日朽ちるよりいいからさ

 

甘い果実をもぎ取って

口に運ぶなら今じゃない?

溶けてはいってゆくままに

流されるもの夢じゃない

 

横断歩道の行き違いで

追いつけなかった息切らし

明日を待つのも待てなくて

押し流す恋文

 

引き際には赤い実が

其処等にあるという楽園

齧った時から運命は

恋をするようにできているから

 

かなえてよbaby

珍しく夢中に

かなえてよberry

ひた走っているのだから