おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

変調

あぁ一日がこんなに長いとは

あぁ一瞬がこんなに重いとは

繰り返してゆく時計

流し見する日も月も

 

その中に蛆のように潜む

沸き立つ

変調耐え難く

 

どうか贅沢な悩みを前に

それもいいねと笑ってほしい

通りすがりは嫌われ前に

知ってももらえず泣きだすものよ

 

音楽がいつの間にか裏切る

これ見よがしに移りゆく

 

なんだって苦は

身の内に

棲みついているかのような

有り易さ

 

思いこみでも病んでくように

沸き立つ

変調いつの間に