生きていかねば
ならぬのか
希望を歌う者
義務を説く者
多々あれど
誰一人として
許しを口にはしてくれぬ
望まれた命でもないのに
つづけてゆくのは拷問か
果ては世界も宇宙も
憎むことになるくらいなら
誰か許してはくれないか
高らかに歌う者
喜びに浸る者
決して相容れない
彼方側の世界
もう眩しくも
ないもん、ね
あぁ急に幼な子が
己の中から責めてくる
たとえ思考を掻き消しても
夢見の悪さで責めてくる
もう分かったから
生きねばならぬことは
ただ
ただに方法が
方法が途方も知れぬのよ