おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

おとな夜泣き

誰も助けてくれないのだから

最後は1人よ

強く生きなきゃ

 

遠く熱く絆歌ううた

好きにすればいいわ

遠き者は

 

見捨てられるいのちが

偶にうまれてしまうのかしら

 

住む寝る食うに困らずも

こんなに虚無が居付くとは

前世、何の業負った

夢見も悪い

大人夜泣き

 

自分で自分を守るしかないのだから

踏ん張って

崩れ落ちるわけにいかないのよ

 

そういう者に限って身体の弱い

心しなやかにありたいと

願ったからこその柔さ持ち

 

拾われる日を夢見るうち

死に絶えまたうまれるのかしら

 

何の病に箱入れされても

蓋し無常が纏うとは

来世、何処へ向かおうか

決められるわけでもなく

夜泣き