おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

駅前の夕

駅前の空は

古びているのに

薄オレンジを綺麗に映す

 

何にもない故郷と

大都会のビルの

どちらともつかぬ

不思議な感覚がある

 

とりあえず写真に残してみるけれど

そういうのじゃない気がしてる

 

喧嘩別れも

その日暮らしも

何だっていいやと一瞬思える

半端に綺麗な夕焼けの

 

そんな街に住んでいる