おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

遠い渚で恋をして

許されぬのなら

遠い渚で恋をして

擦り減らした靴も脱いで

水辺に凭れましょう

 

子どもたちのチャイムが

いよいよ過ぎ去ったら

日暮れも待たずに

踊りだしましょう

 

許されるのなら

見ているのはカミサマだけ

汗に濡れたまま

遠い渚で愛を交わしましょう

 

うたた寝に耽る

あなたをそっと眺める

縁側を夢みたけれど

叶わぬ様相なら

 

遠い渚で恋をして

暮れても焼けても

あなたと2人きり

遠い渚で愛を交わしましょう