おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

春の気配に呼ばれる通り

北口を出てすぐの

久しぶりね

桜通り

 

風に舞った

そのまま花びら

鞄に入ってたこと覚えてる

 

わだかまりを持ってた頃

帰り着けば荷もストンと落ちて

まだ狭い世界にいた頃

生きていけると思ったこと

 

思い起こすわ

桜通り

ありきたりの歌に紛れてもいい

 

五差路まで歩いてみよっ

湧きあがる春の気

腑に落ちるこの星

 

桜通りは

優しまつり