おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

桜通りを歩いて

根っからの体力なしが

無理やりにでも叩き起こして

桜通りを歩いて通った

幸せなことだったんだな

 

何にも知らない街なのに

一番いい場所を最初に引き当てた

そんな気がして誇らしい

そして惜しい気もする

 

もう出会えない

それは人以上に

尊く悲しいことばかり

 

いつか帰ろう

またそこで暮らそう

愛しの愛しの桜通り

 

なんてことない

花びらが

散ってそのまま

荷物に紛れこんでいた

あぁ忘れようもないよな

 

いつか帰ろう

またそこで暮らそう

桜通り