朝日をみた
あなたの横顔を
じっとみた
今の奏
愛は罪に溺れても
そこにいるはずよ
離せないのね
幾つもの悲しみを生みながら
まだいる理由がわかった
朝日まぶしい東向きの
窓際にあなたの命をみた
こうやって並んで座っていたら
小さな私でも同じ目線に
立てるかしら
生きていられるかしら
この日がまた帰ってゆくまで
愛は罪と知りながら
まだ縋るのよ
離さないように
幾つの苦しみに耐えながら
ここにある理由を愛でて
朝日まぶしい東側の
空にあなたが目をやった
こうやって追うことがもう
こんな私にも愛なのだろう
もう少しここにいられるかしら