おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

生きるだの死ぬだの言う前に

生きるだの死ぬだの言う前に

今日の飯を炊いておく

食べ物無駄にしたらバチが当たると

じいちゃんが言ってたから

ちゃんと食べる

 

きっとバチの効き目はあの世にもある

もしかしたらあの世のほうがあるかもしれない

そんなんビビッてしまうやないの

キッツい日常がまだマシかもなぁ

 

キラキラした一生など

縁遠いもので

もしもそれを持っている人がいても

遠い生き物

気にする勿れ

 

生きるだの死ぬだの言う口に

ココアでも酒でもぶち込んで

情けない姿になってもいい

笑えなくても

嫌というほど日々が続くことは

知っている

 

死んでからの身の処し方が

もしあるのならその時に

また考えればいいじゃんか

 

いい子にしてれば

また同じとこで暮らすかもしれないし

悪い子にしてたら

怒ってどうにか雷落してくれるかもしれないし

 

煌びやかな模様など

何もない和の古屋で

耐性もあるもんね

 

生きるだの死ぬだの言ううちに

また爪が伸びてそれを切る

髪は好きに伸ばしておく

どうちゃよかよ

 

生きるだの死ぬだの言う前に

今日の飯を炊いておく