おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

或る1日に居て

なんだってまた几帳面に

机の上 紙切れ残して

一体いつの時代の武士

好きになるのもやむないわ

 

悔しいから

言うわけないけどね

 

日の当たりすぎる部屋も

考えものね

昼ひなか

思いにふけるには

少し強いのよ

なんにしても

癒されやしないわ

 

欲に埋もれず物少なに

生きてるつもりの私さえ

下衆な生き物に思えるほど

眩しい高尚はやめてほしい

 

散らかったりは

嫌いなんだけどね

 

薄いカーテンも

買い替え時ね

この町に

居座るつもりなくても

慣れ始めなければいけないなら

 

どこかさっさと出かけていった

武士の分まで飯を炊き

らしくもない撫子になって

待ってみるのも一興でしょうか

 

やっぱり似合わぬことは

やめておくわ

日の当たりすぎる部屋も

考えものね

心が帰り着くまでに

寝落ちないよう

しゃんとしておくわ