おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

雨降る日の手紙

雨が降るなんて聞いてないわ

元々近しい時代まで

そんなの当たり前だったでしょう

だからいいの

降らば降れ

雪も雹もいいから

さすがに槍降れば

泣いてしまうでしょうけど

 

あなた次第の今日

なんにもなくて結構

晴れだ雨だと歌い

少しの熱と

腹を満たす何か炊いて

いきましょ

 

時を1秒だって

無駄にするなというけれど

針で区切るものでもないと思わない?

屁理屈を並べた机の上

突っ伏して

また恋文の続き

前世から終わらないね

 

あなただけの今日

書いても破っても結構

生きるのが偉いなんて

そんな決まりもないのよ

 

晴れだ雨だと歌い

少しの水と

心満たす何か探して

いきましょ