人の世のいざこざと
日常の雑多が大嫌いで
あぁ煩わしさのない
静かな郷を求めたものです
それも少し知って後
思い致す時間が増えれば
それはそれで
生きていくとはと
生きているのかと
不安になります
めぐりめぐり
堂々巡り
無い物ねだりと言ったのは
なんと聡い人だったでしょう
本などほとんど手にしないけれど
偶々好いた物語に
真理が書いてありました
私なりに
今まだ楽園を求めるものではないと
然と胸に刻むほどでは
なくても奥に持っておきましょう
ふと夜に
或いは夕に
生きているのかと
不安は来ます
めぐりめぐり
眠りも不確か
われ思う故と言ったのは
なんと聡い人だったでしょう