おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

めぐりめぐり

人の世のいざこざと

日常の雑多が大嫌いで

あぁ煩わしさのない

静かな郷を求めたものです

 

それも少し知って後

思い致す時間が増えれば

それはそれで

生きていくとはと

生きているのかと

不安になります

 

めぐりめぐり

堂々巡り

 

無い物ねだりと言ったのは

なんと聡い人だったでしょう

 

本などほとんど手にしないけれど

偶々好いた物語に

真理が書いてありました

私なりに

今まだ楽園を求めるものではないと

 

然と胸に刻むほどでは

なくても奥に持っておきましょう

 

ふと夜に

或いは夕に

生きているのかと

不安は来ます

 

めぐりめぐり

眠りも不確か

 

われ思う故と言ったのは

なんと聡い人だったでしょう