おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

目を閉じた人にとり

鳴り止まないベルのせいかな

けだるい朝が抜けないのは

幼い傷を思い出すように

どこまで巡るつもりの

 

夢見は遠く

現実はさらに遠く

 

コーヒーでも1杯

落ち着けるような生活を

どこかで身につけていたら

少しは楽だったかしら

 

安心した瞬間に

ちゃんと苦しさは降ってくる

そんな律儀はいらないのに

電車にも見事乗り遅れる

 

物語でも

事実も奇なり

 

景色の見える電車でよかった

辛うじてのまじないね

川を渡る時

彼の英雄の言葉を思いましょう