おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

どこまでも遠い空

私から突き放したつもりはもちろんなくて

できれば仲よくなりたかった遠い空

あなたの妹にでも

それは厚かましいかな

なんなら付き従う1人にでも数えてくれて

 

私から手を伸ばせば

青春の頃、そこにあった気がしたのに

いつに遠ざかった

どこまで行くつもりの空

 

あなたから手紙をもらった

そんな思いこみも起こって

雨ふらしに感じ入った遠い空

私の綻びにもしみ入る気配

纏う空気が好きなの

片恋に歌わせて

 

あなたから言伝には

なんら息吹で答える粋があり

どこへ遠ざかった

追うほど見えなくなる空

 

柔き、こころ辿れ

どこまでも遠い空