世界を変えてしまうような神のみなしご
人里遠く離れた村に生まれた1人の少女
伸ばした髪を1つに結い 逞しく駆け抜ける
母の愛を知らぬままに1人育った少年
空を見上げ問い続けた その瞳は強く
2人が出会う時
声(おしえ)が胸に目覚め来る
世界を駆けて救いゆけ
あぁ神の子等
襲い来るものに向かいゆけ
さぁ神の子等
見えぬその先は 2人飛び込め
病める町よ 死せる川よ 進むほどの厳しさに
決して強くはない少女 幾度涙した
夏の長雨降り注ぐ 岩をも砕く激しさに
決して弱くはない少年 止むまで手を握る
淡い虹 その下で
終わりはすでに始まっていた
願いをかける人々が振り仰ぐ空
耳を塞ぐな 2人ならきっと守れよう
選ばれし運命を果たし生き抜け
世界は絶えてしまうのか
神のみぞ知る
遣わせし子等に託された
彼もこの地も
世界を変えてしまうような神のみなしご
その力をもって2人 世界を保て
選ばれし運命を果たし生き抜け
伸びた髪を1つに結い
強い瞳はそのままに
世界を変えてしまうような
あぁ神の子等