おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

教室の隅から、愛をこめて

輝く人には分からないこと 起こってるよ 教室の隅で

残酷な朝を迎えて今 チャイムとともに席に着く

 

きっと今日もまた

 

憧れてうらやむ私を笑ってくれることもないのだろう

だって あなたの目にも留らぬ

かなしい 教室の隅から愛をこめて

 

伸ばした髪をバッサリ切ったね

いつも無邪気に笑ってるよね

机に伏せて見ないようにしてる

眩しすぎるの 私には

 

同じハコの中にいても

 

すれ違い 互いに悩んだり

一緒に歩くこともないのだろう

今日もあなたを遠目に見てる

かなしいね 教室の隅からじゃ届かなくて

 

また明日も

 

憧れてうらやむ私を笑ってくれることもないのだろう

だって あなたの目にも留らぬ

かなしい

教室の隅から愛をこめて