おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

念じと矛盾の部屋にいて

大嫌いだった

大人の屑

自分は正しいと脅しにかかる

ただ俯いてるわけじゃないよ

感受は病より深いのよ

 

真っすぐさや正しさだけが

幅を取る教室が

見せかけのこの世の縮図に

見えたの

見えたの

 

傷つけたらそれで終わりで

次の瞬間には忘れるでしょう

何年あっても胸にある

痕を見せたいくらいだわ

否、あんなくだらない奴に

僕を知らせてやるもんか

 

死ぬんじゃないよ

簡単に言った人がいたっけな

どうせまたこの世の汚さ

染み込み

知るだけ

 

傷つけたらそのことにすら

気づかず過ごしてゆくのでしょう

お互い様とはよく言って

だけど決して分かるまい

泣き泣き帰った道の隅

うまく息もできないことを

 

小さな体と心には

何も住まないとでも思った?

くだらない

だけど逃げられない

狭い部屋の記憶は残るのよ

 

傷をいつまでも持つんじゃないよ

死ぬんじゃないよ

そんなこと分かって

分かったうえで

消えないことを知っている?

 

大嫌い

ならせめて

僕を知らせてやるもんか