おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

世は何時の娘

待てど暮らせど来ぬ人は

きっと人生に縁なき人

もう忘れ去るまでの砂時計

目で追うこともなくていい

 

霞む日和が

春のこと

移ろいやすくて

それでいて確か

 

もうこれ以上描けないと

決めてかかった海寄りの窓

声も出せぬ先に嫁ぐくらいなら

変わり者だと呆けていたい

 

この先

時代も移ろいゆくだろうから