おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

ひとごみのひとり

本当のひとりぼっちは

部屋にぽつりか

人混みの中の一人か

ずーっと考える脳みその中身が

さみしく思えたのは内緒

 

だって自分が宇宙のような

虫けらのような気になって

 

自分など虫ですらない

ごみですからと繰り返し

生まれてすみませんを言い聞かせたところに

記憶も上書きされたか

 

もう最初からそうであったかのように

存在は不確か

そして人ごみに酔い

ひとりぼっちさ