おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

やぜかたより

言葉尻を捕らえて

捨てられたと踏んだ

楽になるための

方便でしかなかった

 

自分より老いている者は大抵

先に病み先に死ぬ

それをさも真っ当な理由のように

便りを寄越すせからしさ狡さ

 

もう取り払っていいだろか

生憎1人で飯食う分には

さして困らない出来合いに

おなごのくせになったもので

 

教育も時代もよかったわ

間に合った気がしている

きっとあなたの立場なら

もっと思いどおりはなかったでしょうね

 

可哀そうにも思うけれど

自分の人生を生きていいというのなら

好きにさせてもらいます

煩わしさでしかない者が

同時に土台になりうると困る

 

もう取り払っていいだろか

冷たかろうと人でなしだろうと

天に背くことさえしなければ

許されないだろうか