待てど暮らせど来ぬ人は きっと人生に縁なき人 もう忘れ去るまでの砂時計 目で追うこともなくていい 霞む日和が 春のこと 移ろいやすくて それでいて確か もうこれ以上描けないと 決めてかかった海寄りの窓 声も出せぬ先に嫁ぐくらいなら 変わり者だと呆けて…
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