おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

終着

思い描いた未来の中に

いないことだけは分かるのに

もう立ち消え時を待つ身とは

 

こんなはずじゃなかった

こんなはずじゃなかった

 

外れくじを引いた

それに浸かってボヤかした付けだ

 

もう明日には

朽ちてもおかしくない身だ

どうしよう

どうしよう

 

最後の一葉を憂うほど

綺麗な床でもないからな

 

せめて

愛に飢えながらも

伝えればよかった

伝えればよかった

 

それくらいはできたはずなのに

捻くれて一生

終えてしまうとは思わなんだ