空は狭く、どこまでも遠かった 伸ばす手もなく、臥せる床は沈みこむよう 踠かせてくれ せめて 力のない魂でもまだ此処にいるのだから 愛語る者など 傍で看取る者など 持たぬ身のまま 暦はどうやら 夏は来ぬと 口ずさむことできるよう 一層虚しくもなろう い…
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