おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

2人で座った海前

夏に酔うくせ

海を知り風を好くものだけれど

陽に弱い肌と

走れば熱くなるからだ

 

君のため息は

鎖のように刺さるから

聞かなかったことにしよう

またもずるいくせ

 

熱りこのまま

倒れてゆくのかもと思う真昼

手を取り連れ出してくれた人を

うらまぬように

 

冷たい水をとって

なんとか生きのびたぞって

砂浜の前でただ

風をみていよう