おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

胸痞え

そんなつもりはなかったのに

昏い道歩く

重い足

 

何年たっても囚われる

胸痞えた幼き日の

 

人の愛を騒げば

また伏せてみる

明るいうたには

不機嫌の立つ

 

そんなつもりはなかったのに

踏み外した道

はじめから?

 

今を生きるなど言われても

抜けぬ途絶えぬ幼き日の

 

人の愛に触れれば

また臥せてしまう

知らぬ感情は

発作のように思えて

 

何年たっても餓鬼の癖

胸痞えたのは

 

一生続くさ

 

人の愛を歌えば

拒絶反応が出る

そぐわぬを知ってるから

隠し通しても

 

人の愛に触れれば

また臥せてしまう

知らぬ感情は

発作のように思えて

 

何年たっても囚われる

胸痞えた幼き日の