おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

後悔の真中

夜も真中を過ぎて

身体の感覚は重くなる一方

 

音楽に興じたつもりも

投げ遣りに任せたつもりも

何方も夢か

どうせそう言って現か

 

布団目深に被る癖

息ができぬと嘆くくせ

普段から自分追いつめて

何が楽しい馬鹿女

 

もう少し自由な夢を見させて

御伽の国とは言わないから

せめて記憶の確かかは

知りえる術がほしいもの

 

鈍感に憧れて騒いだ

無茶苦茶になってみたかった

慣れないことはせんほうがいい

散々言われていた意味が

 

分かりすぎるわ

夜の真中