おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

星屑を追うひと世

星屑と数えられるあなたが

羨ましくてならなかった前世

その姿 人の住む星に

晒せるだけで高尚

 

水はどこでも清く

澄めば憎たらしく

踏みつけてやった

けれどなお澄んだ

 

青を好むあなたにつられて

地球に落ちてゆくところ

ぐるぐる回る景色がいたい

どうやら傷はその時にできた

 

もうひと世

生きたら生きたで

いらだちと違和感が積もる募る

 

やめてしまえば

楽は楽で

愈々あなたに追いつけなくなる

 

星屑と数えられたあなたに

もう映ることのない姿を晒す

人の住む星でなくていい

生まれ落ちてみたい

おんなじところに