星屑と数えられるあなたが
羨ましくてならなかった前世
その姿 人の住む星に
晒せるだけで高尚
水はどこでも清く
澄めば憎たらしく
踏みつけてやった
けれどなお澄んだ
青を好むあなたにつられて
地球に落ちてゆくところ
ぐるぐる回る景色がいたい
どうやら傷はその時にできた
もうひと世
生きたら生きたで
いらだちと違和感が積もる募る
やめてしまえば
楽は楽で
愈々あなたに追いつけなくなる
星屑と数えられたあなたに
もう映ることのない姿を晒す
人の住む星でなくていい
生まれ落ちてみたい
おんなじところに