おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

ひとなつ

息も整わないうち

バスは来た

君の影あるかな

 

どうせまっすぐは見られないんだ

声がするといいな

 

山道の上りくだり

酔いそな気分もがまんよ

だいじょぶ

 

必死で書いた手紙は

今日も帰るまで忍ばせるだけだな

 

夏服のこの季節を

1つしか過ごせない

年の差のこと

 

大人にはなんてことないんだって

誰か言ってた

何もかも気になってさ

 

話せなくても

近づけなくても

 

せめて君の目に

何かのまちがいで

うつった時に

うつった時に

 

笑っていられますよに

下向いてるひまじゃないな

 

くるしくなるって本当にある

だれかの歌もうそじゃない

 

こんなつもりじゃなかったのに

必死で思ってる

 

せめて君の目に

うつる時には

かわいくなれますよに