おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

時忘れをおくれ

お気に入りチェックのスカートも

いよいよ解れて

なくした一張羅

週末はどうすれば

 

焦りはじめが吉

意外と長丁場

好いた晴れたで決まる

一生じゃないくせに

 

時忘れの鐘

なんだって自由になる少女

向かう先に迷えば

途端もうあとがなくなる

 

愛されたかったな

それが最後のことばに

ならないように

ならないように

 

備えているだけの

女になるな

もういない人からの

声に敏感

 

お気に入りの服じゃなくても

機嫌なおせる

過ごして行ける

それが強さか弱さか

 

いつからかひとり

佇むことになる少女