おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

冬風鈴

風鈴が舞っていた

夢じゃなかったよ

 

真逆の季節の夢を見る

癖があるみたい

 

遠鳴りの

心持っていく

ずるいのよね

そばにないくせに

 

風鈴は好きでいたい

あの音をたたえる

静かな性根だけは

最後まで持ち合わせていたい

 

ただの願望が生みだした

夢だったのね